豊胸手術の3パターン
では、その一つ一つの方法を詳しく見ていきましょう。まず、ヒアルロン酸注入法です。これは、ヒアルロン酸を乳腺の下に注入してバストアップを図るという方法です。この方法だとメスを使わないので、傷もできず、手術も最も簡単なのですが効果が持続せず、時間と共に小さくなっていくというデメリットがあるのです。2つ目の脂肪注入法は、自身の下腹部などの余分な脂肪を吸引して、その脂肪をバストの乳腺の下に注入するという方法です。脂肪吸引を同時に行えるので、全体的なプロポーションをより理想的な形に調整できるというメリットもあります。しかし、乳腺の下ではなく乳腺の上(皮膚と乳腺の間)に注入すると、手術後にしこりのように感られることがあり、後々、ガン検診などを行った際に、触診で「乳ガン」の誤診を招く可能性が高いというデメリットもあります。そして3つ目の人工乳腺法とは、人工的に作られた乳腺(プロテーゼ)をバストに挿入するという方法です。脇の下のシワにそって数センチ切開して、バストの乳腺の下に"ポケット"を作って、そこに人工乳腺を挿入、切開部分を縫合するという方法です。これだと、しこりが残らず、効果が永久的に持続するという特長があります。現在は人工乳腺を利用した方法が最もよく利用されていて、日本国内の豊胸術のうち、7割は人工乳腺によるものとなっています。脂肪吸引が主な目的で、一緒にバストアップも、という方には脂肪注入法をすることもありますが、ほとんどの場合は人工乳腺の利用がよいでしょう。ただ、ひとことで"人工乳腺"といっても、使われるプロテーゼはたくさんの種類があります。このプロテーゼの選択によって、豊胸術の効果や安全性は、大きく左右されることには注意をしましょう。
豊胸手術
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